Thursday, July 14, 2022 7:03 AM

日米保険大手が自動運転メイ・モビリティーに出資

 自動運転車(AV)開発の新興企業メイ・モビリティー(May Mobility、ミシガン州)は12日、1億1100万ドルの資金調達ラウンドを完了し、損害保険大手ステイトファームや東京海上日動などから出資を受けたと発表した。

 ロイター通信によると、今回のラウンドは日本の投資会社スパークス・アセット・マネジメントの未来創生2号ファンドが主導した。メイはこの資金によって、トヨタと進めている自動運転シャトルの開発などを継続できる。メイは、2023年までに無人のAVを商業展開することを目指している。

 自動車保険大手のステイトファームは、車の安全性を向上させる可能性がある技術に取り組む新興企業を支援するステイトファーム・ベンチャーズ部門を通じて出資した。自動運転車(AV)企業は、人間が運転する車よりAVの方が安全なことを規制当局に認めさせようと努力しており、保険業界からの支援は非常に重要になる可能性がある。