Wednesday, October 19, 2016 5:44 PM

独極右発砲、警官4人負傷 自宅で銃器約30丁を保管

 ドイツ南部ゲオルゲンスグミュントで19日、極右グループの男(49)が警察から自宅の捜索を受けた際に発砲し、警官4人が重軽傷を負った。銃撃戦になって男も軽傷を負い、警官に拘束された。地元警察が発表した。

 ドイツのメディアによると、男は自宅で約30丁の銃器を保管。狩猟目的として合法的に所持していたが、当局が最近、狩猟免許を取り消した。警察が銃器を押収しようとしたところ、男が突然発砲し始めたという。

 男が所属する極右グループは、第2次大戦中のナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の史実を否定、民主主義も拒絶している。(共同)