Tuesday, August 23, 2022 6:47 AM

観光と遠隔労働に最適の世界1位都市はカンザス・シティー

 アイスランド航空は、独自の調査および分析をもとに、日中に仕事をして余暇に観光を楽しむのに世界でもっとも適した都市としてミズーリ州カンザス・シティーを選出した。

 CNBCによると、バーベキューやジャズ、ローマより多くの噴水があることで知られるカンザス・シティーには、ネルソン・アトキンス美術館やカウフマン・スタジアム、ワールド・オブ・ファンズ、活気あふれるダウンタウンといったいくつものアトラクションがある。

 アイスランド航空の同番付けは、観光産業が盛んであることや「スロー」旅行が可能であること、遠隔労働の環境が整っていること、そのほかさまざまの条件や基準をもとに世界115都市を評価した。

 同調査では、観光地としての要素のほかに、生活の質(生活費、治安、医療へのアクセスなど)や働きやすさ(インターネット接続速度、平均労働時間、通勤時間)、環境要因(気候指数、騒音や大気質といった公害)、国連の世界幸福度報告書のデータ、そのほかいくつもの指標を総合的に判断した。

 上位10都市は欧州の主要都市で占められた。2位はウィーン、3位はウェリントン(ニュージーランド)だった(上位10都市の番付けについては後述の「スタッツ」を参照)。

 ニューヨーク市やロサンゼルスといった米国の典型的大都市が上位に入っていない要因としては、生活費の高さや凶悪事件の多さ、そのほか「普段の仕事の喧騒から一歩離れたいときに最適の街とはいえない」という性質が挙げられる、とアイスランド航空の世界販促部長ギスリー・ブリンヨルフソン氏は述べた。

https://www.cnbc.com/2022/06/24/best-cities-around-the-world-to-take-a-working-vacation.html