Thursday, October 20, 2016 10:21 AM
米航空3社、全社減収減益 LCCとの競争激化響く
米航空大手3社の2016年7〜9月期決算が20日出そろい、全社が減収減益だった。格安航空会社(LCC)などとの顧客獲得競争が激化して国内線や、国際線の中心となる大西洋路線が振るわなかったのが響いた。うちデルタ航空は、8月に起きたシステム障害による大規模な欠航と遅れが1億ドル(約103億円)の減収要因となった。
近年は米景気回復や原油安による燃料価格下落を追い風に業績が堅調に推移してきたが、運賃競争の激化を背景に減速感が鮮明になった格好だ。
アメリカン航空グループは、経費が膨らんで純利益が前年同期比56%減の7億3700万ドル。売上高も1%減の105億9400万ドルだった。(共同)
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