Wednesday, June 15, 2016 10:54 AM

前田、痛い6勝目 打球すね直撃も骨異常なし

 強烈なライナーがドジャースの前田の右すねを直撃したのは六回だ。転がった球を一塁に送球してアウトに。倒れ込んでそのまま降板。「力が入らなくなった。アウトになったのも見ていない」と振り返る。骨に異常はなく、試合後は自力歩行できるまで回復したが、痛い6勝目になった。

 1回にいきなり連打を浴びて先制される。3回は上位打線に痛打され、5回には自らの失策で失点。「もったいなかった」と反省しながら粘りの投球を披露した。

 5月28日のメッツ戦では右手甲に打球を受けながら投げ続け、勝ち投手になっている。「あの時より100倍、痛い。今回は三振を狙ったので守備が遅れた」と漏らしつつ、次回登板については「できれば普通通りに(中4日で)投げたい」と口にした。(共同)