Tuesday, June 28, 2016 1:19 PM

労働党党首に不信任 辞任圧力強まる

 英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことを受け、辞任論が出ていた最大野党労働党のコービン党首に対する同党下院議員による不信任動議の採決が28日行われ、圧倒的多数の172人が賛成し可決した。反対は40人だった。英メディアが伝えた。

 党規約によれば、不信任による辞任義務はなく、コービン氏は辞任を拒否した。しかし今後、辞任圧力が高まる見込み。

 労働党は国民投票で残留を訴えていたものの、欧州に懐疑的な立場を取るコービン氏はキャンペーンに不熱心で、リーダーの資質を問う声が高まっていた。(共同)