Friday, October 21, 2016 1:34 PM

駆け付け警護リスク伴う 南スーダン、柴山補佐官

 柴山昌彦首相補佐官は21日のBS朝日番組収録で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊に対して新任務として付与するかどうか検討されている「駆け付け警護」について「これまでとは一線を画する任務だ」と述べ、リスクが伴うとの認識を示した。

 同時に「本当に危ない形でしか実現できないことになると、ちゅうちょせざるを得ない。きちんと見極めた上で判断したい」と説明。陸自が活動する首都ジュバ周辺の情勢について「(PKO参加5原則の一つである)停戦合意が失われてしまっているという評価まではできない」と語った。(共同)