Tuesday, October 25, 2016 1:06 PM

オバマ氏、APEC出席へ TPP推進を確認

 ホワイトハウスは25日、オバマ大統領が11月14〜21日の日程でギリシャ、ドイツ、ペルー3カ国を歴訪すると発表した。ペルーでは、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、環太平洋連携協定(TPP)参加国首脳らと協定の早期発効に向けた取り組みを確認する。

 来年1月の任期切れが迫るオバマ氏にとって、最後の本格的な外遊となる可能性がある。自由貿易協定(FTA)や地域経済枠組みの強化が主要議題。

 ギリシャではチプラス首相と会談。ドイツではメルケル首相と会談し、米国と欧州連合(EU)による環大西洋貿易投資協定(TTIP)交渉などについて協議する。ドイツ滞在中にフランス、イタリア、英国の首脳らとも会談を持つとしており、過激派組織「イスラム国」(IS)対策も取り上げるとみられる。(共同)