Wednesday, October 26, 2016 10:22 AM
共和党、上院激戦州に巨費 野党転落に危機感
共和党が大統領選と同時実施される上院選で劣勢が伝えられる州に巨費を投じ、てこ入れを図っている。大統領選で民主党クリントン候補が優勢になる中、劣勢のトランプ候補の「道連れ」で、野党に転落することへの危機感が強まっている。
政治専門サイト「ポリティコ」によると、上院共和党に資金援助する特別政治活動委員会（スーパーPAC）は西部ネバダや東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナなど共和党候補が苦戦する6州に総額2500万ドル（約26億円）を投入し、ライバルを攻撃するテレビ広告費に充てる。
民主党は大統領選での勝利を見越して、既に上院選に資金を重点的に振り分け、多数派奪還を狙う。共和党は資金面で民主党に数百万ドル引き離されており、今回の資金投入で差を埋めたい考えだ。（共同）
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