Wednesday, October 26, 2016 10:23 AM

総人口1億2709万人 国勢調査、初の減少確定

 総務省が26日発表した国勢調査の確定値で、外国人を含む2015年10月1日時点の日本の総人口は、前回10年調査より0・8%減り、96万2607人少ない1億2709万4745人だった。1920年の調査開始以来、初めて減少した。総人口に占める65歳以上の割合は26.6%と過去最高で4人に1人を超えた。総人口の28.4%を東京と埼玉、千葉、神奈川の4都県が占め、少子高齢化と東京圏への集中が一段と鮮明になった。

 日本人は0.9%減の1億2428万3901人で、10年調査に続く2回連続の減少だった。

 65歳以上は3346万5000人で、総人口に占める割合は3.6ポイント上昇。15歳未満は1588万7000人で、割合は過去最低の12.6%だった。総務省によると、65歳以上は世界で最も高く、15歳未満は最も低い水準。(共同)