Thursday, December 19, 2024 6:27 AM
アイオナ、コンビニのシーツと提携〜26年末までに50店にEV充電所
大手自動車メーカー8社が設立し、北米全域でEVの高出力充電ネットワーク構築を進める合弁会社アイオナ(IONNA、本部ノースカロライナ州)は、大西洋岸中部のレストラン・コンビニエンスチェーン大手シーツ(Sheetz)と戦略提携した。
アイオナのプレスリリースによると、両者は国内のEVドライバーが望む場所で充電できるようにするため、まずは12月下旬にシーツの3店舗(オハイオ州スプリングフィールドとウィロビー、ペンシルベニア州スクラントン)にアイオナのEV充電器を開設する。
シーツは2028年までに1000店舗を展開する目標を掲げている。アイオナは26年末までに両社のブランドを掲げた次世代充電施設「IONNA/Sheetz Rechargery(リチャージャリー)」を50店舗に設置して、シーツとともに成長を目指す。
両者は25年、利用者向けの特典制度やロイヤルティー・プログラムも開始する予定。リチャージャリーには複数の高出力充電口があり、特徴的な赤いキャノピー(天蓋)で雨や強い日差しから保護されている。内燃エンジン車の給油所と同様、利用者はトイレや飲食、Wi-Fiなど、シーツの付帯設備を全面的に利用できる。
アイオナ加盟社はBMW、ゼネラル・モーターズ(GM)、ホンダ、現代、メルセデス・ベンツ、起亜、ステランティス、トヨタ。