Friday, October 28, 2016 10:10 AM

小池知事、複数案提示へ 4者協議の作業部会に

 東京都の小池百合子知事は28日の定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピック競技会場の見直しを巡り、都や国際オリンピック委員会(IOC)など4者が協議する作業部会に、複数案を示す考えを明らかにした。

 外部から招いた都の五輪調査チームが検討している見直し案を都の担当部局が検証し、ボート、カヌー・スプリント会場を宮城県登米市の長沼に変更した場合、整備が間に合わない可能性があるなど各案の評価をまとめたことも判明。小池知事はこれらの結果と調査チームから11月1日に受ける報告を踏まえ、提案内容を決める方針。

 小池知事は「IOC側から『一つに決める前に話し合いをよろしく』という話が来ており、これまでとは少し変わってきている」と述べた。(共同)