Monday, March 02, 2026 7:03 AM
ハービンジャー、ファントムAIを買収〜ZFとライセンス契約も
中型EV・HVメーカーのハービンジャー(Harbinger、カリフォルニア州)は、自動運転ソフトウェア開発の新興企業ファントムAI(Phantom AI、同)を買収した。
ジャスト・オートによると、これでハービンジャーは、年内に自社の車両にファントムAIの高度運転支援機能(ADAS)を組み込めるようになる。導入予定の機能には自動緊急ブレーキ、車間距離制御(ACC)、車線逸脱防止システムなどが含まれる。ハービンジャーは、中型車セグメントではまだ限定的なフリート顧客の安全技術に対する需要に応えていく。
買収と並行して、ハービンジャーはファントムAIのコンピュータービジョン・ソフトウェアをZFグループの乗用車向けADAS部門にライセンス供与する契約も取り付けた。ソフトウェアサービスの新たな収入源として期待される。
ファントムAIは、元テスラのADASエンジニア、ヒョンギ・チョ氏と元現代(ヒョンデ)の自動運転エンジニア、チャン・キュ・リー氏が共同設立した、レベル2自動運転機能の開発が専門で、約30人の従業員は引き続きカリフォルニア州マウンテンビューを拠点に勤務する。
ハービンジャーが自社開発した商用中型EV専用プラットフォームには、すでに予想進路表示付きバックカメラ、バーチャルバンパー、車両接近通報音システムなどの安全機能が搭載されている。同社の車両は、購入価格で内燃エンジン車と競争力を持ちながら、商用車の運用コストを減らすよう設計されている。