Friday, October 28, 2016 5:47 PM

アレッポ空爆再開を否定 プーチン大統領、軍の要請却下

 タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は28日、軍が求めたシリア北部アレッポへの空爆再開について、プーチン大統領が現時点で不必要とし、却下したと説明した。一方で、シリアのアサド政権を支援するためには、あらゆる手段を用いる権利があると表明した。

 ロシアはアレッポからの市民の避難を助けるため、過去10日間、周辺で空爆を控え、軍用機も派遣していないと主張している。ペスコフ氏によると、プーチン氏は人道的な攻撃停止措置の延長を検討しており、今後、攻撃を再開するかどうかについては、現地情勢や軍の見解を踏まえて最終判断すると述べた。(共同)