Monday, July 13, 2026 7:21 AM
フォードの新型電動ピックアップは中型でなく小型
フォードは、2027年に発売予定の新型電動ピックアップ・トラック(約3万ドルから)について「まったく新しい、手頃な価格の小型電動ピックアップになる」と発表した。エレクトレックが伝えた。
同トラックにはフォードの新しいプラットフォーム「ユニバーサルEV(UEV)」が使われる予定だが、同社は25年に開発計画を発表して以来、同トラックを一貫して「中型モデル」と説明してきた。今回初めて「小型」と表現し、最近メディアで掲載された写真でも、非常にコンパクトで車高も低いモデルであることが確認されている。
車名はまだ発表されていないが、フォードは1950〜70年代に使われた「ランチェロ(Ranchero)」を商標に出願しており、かつて「クーペ・ユーティリティー車」で親しまれた同名称がEVとして復活する可能性がある。
新型EVトラックは、リン酸鉄リチウム(LFP)電池の採用やメガキャスティングなどの新しい製造技術を導入することで生産コストを削減し、その分は購入者に還元される予定。フォードよれば、現在小型ピックアップ「マーベリック」で146個の構造部品を使っているが、UEVプラットフォームでは主要な構造部品は2点の大型鋳造部品だけ。また、電池を床下に平らに配置することで、トヨタ「RAV4」より広い室内空間を実現する。航続距離は300マイル超と、米消費者の大部分が求める性能水準を満たせる見込みだ。
小型であれ中型であれ、米国では手頃な価格で高効率なピックアップの需要は確実に存在する。フォードの新モデルはシェビー「ボルト」や日産「リーフ」と並んで、米国で最も手頃な価格のEVの一つになりそうだ。