Monday, October 31, 2016 1:31 PM

反体制派攻撃で84人死亡か アレッポ、政権側主張

 シリアのアサド政権軍は31日、国営通信を通じて声明を発表し、北部の激戦地アレッポ市で反体制派などの攻撃によって、過去3日間に女性や子どもら84人が死亡したと主張した。政権側は、反体制派が有毒ガス弾を使用したとも訴えている。

 シリア人権監視団(英国)は、死者数を48人としている。

 軍の声明は、過激派「ヌスラ戦線」(「シリア征服戦線」に改称)や反体制派組織が「100発を超す迫撃弾や50発超のミサイル」などを政権支配地区に撃ち込み、死傷者に加え多数の建物が損壊したと指摘した。(共同)