Tuesday, November 01, 2016 1:37 PM

文化相ら3閣僚、後任承認 イラン国会

 イラン国会は1日、10月中旬に辞任が明らかになった3閣僚の後任候補の信任投票を行い、レザ・サレヒアミリ文化・イスラム指導相、マスード・ソルタニファル・スポーツ・青少年相、ファハラディン・ダネシュアシティアニ教育相の就任を承認した。国営テレビが報じた。

 ロウハニ大統領は来年5月の大統領選を見据え、政権基盤固めを図る。

 前文化・イスラム指導相のジャンナティ氏は、任期中に欧米文化の流入を嫌う保守強硬派の圧力に屈する形で音楽ライブが次々に中止に追い込まれたことで、社会の自由拡大を掲げるロウハニ師の不興を買ったのが辞任の原因とみられている。(共同)