Tuesday, November 01, 2016 5:47 PM

秋の褒章、伊集院さんら772人 リオ五輪金メダリストも

 政府は2016年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は772人(うち女性179人)と20団体で、3日に発令される。学問や芸術、スポーツで功績を残した人に贈られる紫綬褒章に、小説家の伊集院静(本名・西山忠来)さん(66)や、リオデジャネイロ五輪の金メダリストらが選ばれた。

 紫綬褒章は30人(うち女性11人)。金メダリストはレスリングの伊調馨さん(32)やバドミントンの高橋礼華さん(26)と松友美佐紀さん(24)ら16人で、体操の白井健三さん(20)は今回の受章者で最年少となった。

 超高速の計算を可能にする「量子コンピューター」の実現へ大きく前進させる技術を開発した東大教授古沢明さん(54)や、ガラスを多用して透明感や浮遊感があふれる美術館や学校を設計した建築家妹島和世さん(60)も受章した。(共同)