Wednesday, November 02, 2016 10:56 AM

ウィンドウズの弱点攻撃 ハッカー集団

 IT大手マイクロソフトは1日、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の脆弱性を悪用したハッカー集団によるサイバー攻撃があったことを明らかにした。攻撃対象の詳細には言及していないが、ハッカー集団は「ストロンチウム」と呼ばれ、通常、政府や軍を標的にしているという。

 修正ソフトウエアを8日に配布する。

 ロイター通信は米情報機関の話として、ストロンチウムは「ファンシーベア」の通称を持ち、もとはロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のために活動していたと報じた。欧米メディアは、以前に米民主党にサイバー攻撃を仕掛けたのも同じ集団だとの見方を伝えた。(共同)