Wednesday, November 02, 2016 10:56 AM

クリントン氏なら不安定化 中国、北東アジア安保環境

 日本の民間非営利団体「言論NPO」が2日公表した日中韓3カ国で行った世論調査で、8日の大統領選で民主党候補のクリントン氏が当選した場合、北東アジア地域の安全保障環境が「より不安定化する」と答えた人が中国では45.7%で最も多かった。

 クリントン氏が国務長官時代に日韓との同盟強化など「アジア重視戦略」を推進したことや、中国の人権問題に厳しい態度をとったことが、中国で警戒心を生んでいるとみられる。

 日本と韓国では「影響ない」と答えた人が約4割で最も多く、韓国では「より安定化する」と答えた人も4割近くいた。(共同)