Wednesday, November 02, 2016 10:57 AM
インドの大気汚染が急速悪化 ヒンズー教大祭の花火で
インドで10月30日から始まったヒンズー教の大祭「ディワリ」を祝うため各地で大量の花火や爆竹が使われ、煙の影響で大気汚染が急速に進行している。在インド米国大使館のウェブサイトは2日、首都ニューデリーの微小粒子状物質「PM2.5」が「危険」レベルにあるとした。
花火や爆竹は30日深夜から31日未明にかけて最高潮となり、インドメディアによると、煙に含まれる化学物質のためニューデリーではPM2.5の値が一時、1立方メートル当たり1000マイクログラムを記録した。日本の環境基準ではPM2.5は1日の平均値が35マイクログラム以下となっている。
ニューデリーでは31日以降、風が弱く煙が流れなかったこともあり、白く濁った空気が立ちこめる現象が頻発した。(共同)
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