Wednesday, November 02, 2016 1:34 PM

NY原油急落、45ドル台前半 1カ月ぶり安値

 2日のニューヨーク原油先物相場は急落し、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しが一時、9月下旬以来、約1カ月ぶりの安値水準となる1バレル=45ドル台前半をつけた。

 午前10時半現在は、前日比0.78ドル安の1バレル=45.89ドルをつけた。

 朝方に発表された米週間石油統計で、原油在庫が市場予想を大幅に上回った。原油の供給過剰懸念が強まり、売り注文が膨らんだ。石油輸出国機構(OPEC)による減産計画の実現に懐疑的な見方が出ていることも、売りを後押しした。(共同)