Wednesday, November 02, 2016 1:35 PM

マレーの鉄道を中国が受注 事業費1兆円超か

 マレーシアの地元メディアなどによると、同国東海岸と西海岸を結ぶ全長約620キロの鉄道建設事業を中国企業が2日までに受注した。事業費は550億リンギット(約1兆3600億円)に上る見通しだという。

 詳細は未定だが、中国政府系の銀行が資金を融資する。マレーシアのナジブ首相は1日に北京で中国の李克強首相と会談しており、この訪中に合わせて受注が決まった。

 ほかにマレーシア南部の全長190キロの鉄道を電化、複線化する工事を、中国の鉄道建設大手、中国中鉄が受注した。受注額は89億リンギットで、完成すれば旅客列車は時速160キロで走行できるようになる。(共同)