Wednesday, November 02, 2016 5:39 PM

NY原油、一時44ドル台 1カ月ぶり安値

 2日のニューヨーク原油先物相場は4営業日続落し、指標の米国産標準油種(WTI)12月渡しが一時、1バレル=44.96ドルに値下がりし、9月下旬以来約1カ月ぶりの安値をつけた。終値は前日比1.33ドル安の1バレル=45.34ドルだった。

 朝方発表の米週間石油統計で、原油在庫が予想以上に増え、供給過剰感が強まって売り注文が加速した。

 一方、2日の金先物相場は続伸。指標の12月渡しの終値は20.20ドル高の1オンス=1308.20ドルと約1カ月ぶりの高値をつけた。米大統領選の結果に対する警戒心から、比較的安全な資産とされる金が逃避的に買われた。(共同)