Thursday, November 03, 2016 10:30 AM

米3Q生産性速報値3.1%上昇 単位労働コスト0.3%上昇

 米労働省が3日発表した2016年7〜9月期の非農業部門の労働生産性の速報値(季節調整済み)は年率換算で前期比3.1%上昇し、4四半期ぶりに向上した。14年7〜9月期(4.2%上昇)以来の伸び。市場予想は2.0%上昇だった。前期の0.2%低下から大幅に持ち直した。

 生産の増加が労働時間の伸びを大幅に上回り、生産性の向上をもたらした。前年同期比は横ばい。

 賃金の指標である単位労働コストは前期比0.3%上昇。2四半期連続で上昇した。市場予想は1.3%の上昇だった。前年同期比では2.3%上昇した。(共同)