Friday, November 04, 2016 5:50 PM
大統領選警戒でダウ42ドル安 SPは36年ぶりの長期続落
4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日続落し、前日比42.39ドル安の1万7888.28ドルで取引を終えた。大統領選の勝敗が見通せず、選挙後の相場の急変動を警戒した売り注文が続いている。
幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は9営業日続落し、3.48ポイント安の2085.18。米メディアによると、連続下落の期間としては1980年以来36年ぶりの長さという。ハイテク株主体のナスダック総合指数も12.04ポイント安の5046.37と続落した。
朝方は10月の雇用統計で新規就業者の伸びが堅調だったことを好感。ダウ平均はプラス圏に浮上する場面もあったが、次第に売りが優勢となった。
投資家は、大統領選で共和党のトランプ候補が勝利して経済運営が不安定になることを懸念。民主党のクリントン候補が支持率で大きくリードしていないことに警戒感を強めている。(共同)
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