Monday, November 07, 2016 10:20 AM
トヨタ、環境車を幅広く 業界は電気自動車に注力
トヨタ自動車は、電気自動車(EV)を次世代の環境対応車の柱の一つと位置付けて開発を急ぐ。自動車業界では性能向上が目覚ましいEVに注力する動きが高まっており、トヨタも独自の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」に加え、幅広く対応していく考えだ。
国内メーカーでは日産自動車と三菱自動車が先行してEVを市場投入していたが、ホンダや富士重工業、マツダも相次いで開発する方針を打ち出した。各国が排ガス規制を強化する中、バッテリーの技術革新により1回の充電で走れる距離が伸び、実用的な水準に達してきたためだ。
トヨタは米国でEVの販売実績があるものの、得意とするハイブリッド車(HV)や燃料電池車と比べ、後手に回っているのが実情だ。(共同)
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