Monday, November 07, 2016 10:21 AM
駆け付け警護、15日決定へ 政府見解で「実施可能」
政府は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊に対し、安全保障関連法に基づく新任務の「駆け付け警護」を付与する閣議決定を15日に行う方針を固めた。治安情勢に関し、当面、同国が統治機能を失うなどの事態は想定されないとして「切れ目なく駆け付け警護を継続することは可能だ」とする見解をまとめたことも判明した。複数の政府筋が7日明らかにした。
稲田朋美防衛相は8日の自民党会合に出席し、新任務に関し説明する。政府は与党の了承手続きや国家安全保障会議(NSC)の審議を経て閣議決定する運びだ。
政府は7日、NSCの4大臣会合を官邸で開いた。現地を先週視察した柴山昌彦首相補佐官が出席し、陸自部隊の宿営地がある首都ジュバについて「比較的落ち着いている」と報告した。(共同)
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