Tuesday, November 08, 2016 10:19 AM

ロス空港乱射被告に終身刑 26歳の男、職員殺害

 ロサンゼルス国際空港で2013年11月に起きた銃乱射事件で、ロサンゼルスの連邦地裁は7日、運輸安全局(TSA)の男性職員を殺害したとして殺人罪などに問われたポール・シアンシア被告(26)に終身刑と禁錮60年の判決を言い渡した。米メディアが報じた。

 シアンシア被告は動機について、12年に自殺を考えたが、警察に「嫌がらせ」をされたことから、公務員を攻撃して死のうと考えたと説明した。特に空港で乗客の荷物などを調べるTSA職員の対応が悪いと思い、標的にしたという。

 また、12年の大統領選で銃規制が話題になったニュースを見て銃を購入したと述べ「目立つことがしたかった」と語った。(共同)