Tuesday, November 08, 2016 6:24 PM

ネバダ州期日前投票で異議 トランプ陣営が提訴

 CNNテレビ電子版によると、大統領選の共和党候補トランプ氏の陣営は7日、ネバダ州クラーク郡での期日前投票について、決められた投票時間を延長して有権者に投票させたとして運営関係者に異議を申し立てる訴えを同州の裁判所に起こした。ネバダは激戦州の一つ。

 郡の広報担当者はCNNに対し、投票時間を延長したのではなく、投票終了時間までに列に並んでいた有権者を投票させただけだと説明した。

 訴訟の対象となっているのはラスベガスとその周辺で、移民などマイノリティーが多い選挙区。ネバダ大ラスベガス校のラング教授は「ネバダ州は接戦のため、トランプ陣営は投票手続きの違反を申し立てておくのが得策と考えたのではないか」と話した。トランプ氏は選挙で「不正が行われている」と主張している。(共同)