Tuesday, November 08, 2016 11:55 PM

東証乱高下、大統領選注視 下げ幅一時800円超

 9日の東京株式市場は、大統領選の動向が注目される中、開票をにらんだ神経質な取引が続き、日経平均株価(225種)は乱高下した。民主党候補クリントン氏優勢との見方から1万7400円台に上昇した後、共和党候補トランプ氏の予想以上の追い上げを受けて一時1万6300円台まで急落する荒い値動きとなった。取引時間中では9月27日以来、約1カ月半ぶりの安値水準。下げ幅は一時800円を超え、6月に英国が欧州連合(EU)離脱を決めた時以来の大きさとなった。

 日経平均株価の午後0時45分現在は前日終値比810円90銭安の1万6360円48銭。(共同)