Thursday, November 10, 2016 10:09 AM

懸念に不安、影響否定も トランプ氏にスポーツ界

 懸念の声に、不安を打ち消そうとする声ー。大統領選での共和党候補のドナルド・トランプ氏の勝利に、スポーツ界からもさまざまな反応が集まった。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は「米国と世界の人々のために彼の任期中の成功を願っている」と祝辞。一方で2024年夏季五輪開催を狙うロサンゼルスへの影響を懸念する向きもある。メキシコ国境への壁建設など過激な発言が目立ったが、今春キューバでオープン戦を行うなど国際化を進める大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーは「影響は心配していない」と述べた。

 民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を支持してきたプロバスケットボールNBAのキャバリアーズ、レブロン・ジェームズは「インスタグラム」で「信念を失わないで。マイノリティー(少数派)や女性たち、これが終わりじゃないことを忘れないでください」と訴えた。(共同)