Friday, November 11, 2016 10:06 AM

燃費規制の緩和要望 自動車団体、トランプ氏に

 ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車など日米欧の自動車メーカーでつくる米国自動車工業会は10日、大統領選で勝利した共和党のトランプ氏の政権移行チームに対し、オバマ政権が強化した自動車の燃費規制を次期政権で緩和するよう要望した。ロイター通信などが伝えた。

 オバマ政権は、2025年までに自動車の平均燃費性能を1ガロン当たり54.5マイル(1リットル当たり約23キロ)に引き上げる燃費規制を打ち出している。要望では次期政権に規制を「調和、調整する」よう求めた。

 同工業会には、日本メーカーではトヨタのほかにマツダ、三菱自動車が加盟している。(共同)