Monday, November 14, 2016 4:43 PM

疑惑追及備え内部文書か 韓国大統領府、火消し狙い

 韓国のJTBCテレビは15日までに、朴槿恵大統領の親友、崔順実容疑者の国政介入疑惑が指摘され始めていた10月、大統領府が疑惑について「法的に問題ない」と結論付けるなど、追及に備えた内部文書を作成していたと伝えた。崔容疑者を擁護し、火消しを図っていた可能性がある。

 JTBCによると、検察はこの文書に「朴氏の指針書」の性格があるとみて、作成に大統領の指示がなかったかなどを調べている。

 文書は公務上の秘密漏えい容疑で逮捕された大統領府の前付属秘書官チョン・ホソン容疑者の携帯電話から見つかった。崔容疑者が実質支配し、大統領府が関与した疑いが出ている「ミル財団」と「Kスポーツ財団」の設立経緯について、法律的に問題ないとした。(共同)