Monday, November 14, 2016 6:23 PM

NY円、一時108円半ば 5カ月ぶり安値

 週明け14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、大統領選に勝利したトランプ氏の経済政策への期待でドル買い円売りが加速し、一時1ドル=108円54銭と約5カ月ぶりの安値に下落した。

 午後5時現在は祝日前の10日に比べ1円65銭円安ドル高の1ドル=108円39〜49銭。ユーロは1ユーロ=1.0732〜42ドル、116円35〜45銭だった。

 トランプ氏の掲げる大規模減税と公共投資拡大で景気浮揚につながるとの見方から、リスク志向を強めた投資家が相対的に安全な通貨とされる円を売った。米長期金利の上昇傾向も日米の金利差拡大を見込んだドル買い円売りを後押しした。(共同)