Tuesday, November 15, 2016 6:24 PM

NY原油、終値45ドル台 減産期待で4日ぶり反発

 15日のニューヨーク原油先物相場は石油輸出国機構(OPEC)の減産実現期待で4営業日ぶりに大幅反発した。指標となる米国産標準油種(WTI)の12月渡しは、前日比2.49ドル高の1バレル=45.81ドルで取引を終えた。

 サウジアラビアの石油相がロシアのエネルギー相と今週、カタールの首都ドーハで会合を開くと報じられたことが市場心理を改善。OPECのバーキンド事務局長が複数の産油国を訪問するとの報道もあり、月末のOPEC総会で加盟国が減産に合意するとの見方が強まった。

 原油の供給過剰感が和らぐとの思惑から大規模な買い戻しが入り、相場を大きく押し上げた。(共同)