Tuesday, November 15, 2016 6:25 PM

国務長官人事に焦点 次期正副大統領が人選

 共和党のトランプ次期大統領は15日、ニューヨークでペンス次期副大統領と会い、来年1月の政権発足に向けた閣僚の人選を進めた。焦点は筆頭閣僚として外交を担う国務長官人事で、ジュリアーニ元ニューヨーク市長が有力候補に浮上しているが、懸念材料もあり固まっていない。

 ジュリアーニ氏は選挙戦で一貫してトランプ氏を支援した。国務長官のポストに興味を示しているとされるが、外交経験はなく手腕は未知数。

 CNNテレビによると、ジュリアーニ氏の法律事務所は過去にベネズエラの石油企業の子会社と取引があったほか、現在もカタールと取引関係にある。(共同)