Thursday, November 17, 2016 10:22 AM

運転士、無呼吸症と診断 NY郊外の列車事故

 ニューヨーク市郊外のニュージャージー州の鉄道駅に9月、列車が突っ込んで1人が死亡、100人超が負傷した事故で、運転していた運転士が最近になって、重い睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたことが分かった。運転士の弁護士の話として、米メディアが16日伝えた。

 米運輸安全委員会(NTSB)によると、列車は衝突直前に加速して駅舎に衝突。運転士は衝突の瞬間について「記憶がなく、気が付いたら車両の床に倒れていた」と話している。

 弁護士によると、事故前にはSASとの診断を受けていなかった。弁護士は、SASが原因だと考えればつじつまが合うとの見方を示した。10月末に診断書を当局に提出したという。(共同)