Thursday, November 17, 2016 10:23 AM

売れ筋のSUVで火花 ロサンゼルス自動車ショー

 国際的な自動車展示会「ロサンゼルス自動車ショー」の報道陣への車両公開が16日、ロサンゼルスで始まった。米新車販売台数が今年10月まで3カ月連続で前年割れとなる中、各社は米国で販売が伸びているスポーツタイプ多目的車(SUV)を中心に展示し、火花を散らした。報道公開は17日までで、一般公開は18〜27日。
 米経済の緩やかな拡大とガソリン安が追い風になり、SUVやスポーツカーの出展が目立った。一方、最大の強みである走行時の低コストを売り込みにくくなった電気自動車(EV)は目立たない場所に展示された。
 マツダは16日、来年2月の日本を皮切りに各国で発売するSUV「CX-5」の全面改良型を発表。記者会見した丸本明副社長は「世界で年約40万台を販売する予定で、うち約4割を北米が占める見通しだ」と語った。(共同)