Thursday, November 17, 2016 12:49 PM

軍事機密協定合意を非難 北朝鮮

 北朝鮮の対韓国窓口機関、朝鮮アジア太平洋平和委員会は17日、日韓が安全保障分野の機密情報共有を可能にする軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結で実質合意したことについて「朝鮮半島情勢を後戻りできない最悪の局面に追い込む危険な妄動だ」と非難する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 談話は、協定が締結されれば日米韓の「侵略的な三角軍事同盟」が一層強化されると反発。韓国の朴槿恵政権が締結を急ぐのは、親友による国政介入疑惑で窮地に立たされる中、「外部勢力に頼ってでも最悪の統治危機から抜け出す」狙いがあると主張した。(共同)