Friday, November 18, 2016 10:15 AM

旭化成、米医療で増収計画 救命機器子会社20億ドルへ

 旭化成は18日、子会社の米救命救急医療機器大手「ゾール・メディカル」(マサチューセッツ州)の売上高を2021年3月期に20億ドル(約2200億円)とする計画を明らかにした。16年3月期実績は11億6900万ドルで、5年間で約7割の増加となる。

 心停止状態の人に電気ショックを与える除細動器や、患者の体温を保つシステムで伸びを見込んでいる。企業の合併・買収(M&A)も進める。

 旭化成は医療分野を強化しており、ゾールを12年に買収した。ゾールの売上高は過去10年で年平均17%増えている。(共同)