Friday, November 18, 2016 4:56 PM

中国との協力に期待表明 温暖化問題で独環境相

 ドイツのヘンドリクス環境相は18日、地球温暖化対策に消極的なトランプ次期米大統領を念頭に「温暖化問題でドイツと中国は、20カ国・地域(G20)の枠組みなどで共に重要な役割を果たせる」と述べ、中国との協力強化に期待を示した。気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)が開かれたモロッコ・マラケシュで記者会見した。

 ヘンドリクス氏は、来年開かれるCOP23が、フィジーが議長国を務めドイツ・ボンで開かれることについて「会議の成功を支援できることを喜ばしく思う」と話した。フィジーが太平洋の島国で大規模な国際会議開催に不安があることから、気候変動枠組み条約事務局のあるボンで開くことが決まっている。(共同)