Wednesday, November 23, 2016 10:08 AM

羽生ら最終戦で切符狙う ファイナル懸けたNHK杯

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦のNHK杯は25日から3日間、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、男女上位6人が進出するファイナル(12月・マルセイユ=フランス)の出場者が出そろう。今大会の日本勢は男子の羽生結弦(ANA)や女子の宮原知子(関大)らがファイナル行きを狙う。

 羽生は3位以内に入れば史上初の4連覇が懸かるファイナルへ進出できる。2位だった第2戦、スケートカナダのショートプログラム(SP)とフリーでともにミスした4回転ループを修正できるかがポイントだ。

 昨年はこの大会で圧倒的な演技を見せて世界歴代最高得点を更新しており、冒頭の大技で成功すれば勢いに乗りそう。シーズンオフに左足のけがで約2カ月間療養するなど調整不足で迎えた今季。どう体調を上げてくるかも焦点となる。(共同)