Wednesday, November 23, 2016 10:09 AM

ロシア、アブハジアと合同部隊 米は反発

 ロシアのプーチン大統領は23日までに、親ロシア勢力がジョージア(グルジア)からの独立を一方的に宣言したアブハジア自治共和国との間で、合同の軍部隊を組織する「条約」の批准文書に署名した。部隊は有事の際、ロシア国防省が指名する司令官の指揮下に入るとしている。署名は21日。

 これに対し、米国務省のカービー報道官は22日、アブハジアはジョージアの一部だとして「条約」の有効性を認めず、「批准に強く反対する」と述べた。

 ロシアは2008年の南オセチア紛争後、南オセチアとアブハジアの独立を承認。独立を認めない米欧と対立している。(共同)