Wednesday, November 23, 2016 12:09 PM

北朝鮮、国連に公開質問状 人権侵害決議非難

 北朝鮮の朝鮮人権研究協会は23日、国連総会第3委員会(人権)が北朝鮮による人権侵害を非難する決議を採択したことについて、「容認できない自主権侵害だ」と非難し、「わが国の(人権を巡る)実像を知っているのか」と国連に問い掛ける公開質問状を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 質問状は、北朝鮮で国民が投票などの政治的権利を行使し、人民生活の向上を優先する政策がとられていると主張。核・ミサイル開発に資源を投入しているのも「人民の人権を擁護するためだ」とし、国連はこうした実像を知っているのかと訴えた。

 その上で「国連機関の誰でもわが国を訪問し、真なる人権の実像を直接目撃し体験することを勧告する」と強調した。(共同)