Monday, November 28, 2016 10:39 AM
前議長死去で開放進む? 「カストロ後」に不透明感
社会主義国キューバで、米国との接近や経済の一部自由化に消極的だったフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去したことを受け、実弟ラウル・カストロ議長(85)の開放路線がさらに進むとの見方が出ている。一方で議長も2018年の引退を既に表明しており「カストロ後」のキューバは不透明さもはらむ。
1959年の革命以来、圧倒的なカリスマ性で国を率いた前議長だったが、最大の後ろ盾だったソ連の崩壊や米国の制裁で経済はどん底に落ち、国民は窮乏を強いられた。2006年に病気療養のためラウル・カストロ氏に権限を暫定委譲し、08年に議長職を退いた。
同氏は存在感の大きい兄と比較され、当初は手腕が不安視されたものの、実利主義者の面を発揮して経済建て直しのため市場原理の一部導入を進めた。敵対していた米国とも関係改善を図り、昨年、54年ぶりの国交正常化にこぎ着けた。(共同)
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