Monday, November 28, 2016 4:54 PM

モンテネグロで新政権発足 親欧米路線を維持

 モンテネグロ議会は28日、ジュカノビッチ前政権で副首相を務めた社会主義者民主党のドゥシュコ・マルコビッチ副党首(58)を首相とする連立内閣を承認、新政権が発足した。AP通信が伝えた。

 マルコビッチ氏は内閣承認前の演説で、来春までに北大西洋条約機構(NATO)加盟を実現するなどと強調、前政権の親欧米路線を維持する方針を示した。

 10月の議会選では社会主義者民主党が第1党となり、小党と連立を組んでかろうじて過半数を確保。野党は内閣承認の審議をボイコットした。(共同)