Wednesday, November 30, 2016 4:47 PM

秘密テロ情報、誤って公開 欧州警察機関、失態認める

 欧州警察機関(ユーロポール、本部オランダ・ハーグ)の職員が、テロ関係捜査の秘密情報を誤ってインターネットを通じて外部から誰もが閲覧できる状態にしていたことが分かった。欧州メディアが11月30日報じた。ユーロポールは失態を認めた。

 同職員は規則に反して個人用の記憶媒体にデータを入れて自宅に持ち帰った上、ネットを通じて誰でもアクセスできるディスクにデータを置いた。パスワードによる保護措置は施されなかった。

 情報の大半は2006〜08年作成で計700ページ以上。テロに関係がある個人名や電話番号も含まれていた。データが外部から閲覧された形跡はないとされる。(共同)