Friday, December 02, 2016 11:18 AM

「国内で結論まとめる」 小池氏、バレー会場見直し

 東京都の小池百合子知事は2日の定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックのバレーボール会場計画見直しについて「バレーのためだけに(4者協議を)行うことは考えにくい。先に国内的にまとめていく」と述べ、大会組織委員会などと結論を出す考えを示した。

 また、競技会場の見直しで従来計画通りの結果となる可能性があることを「大山鳴動してネズミ一匹」と例えた質問に、小池知事は「ちょっと失礼なんじゃないですか」と色をなして反論。400億円以上の費用を削減したとして「ネズミどころか、大きな黒い頭のネズミがいっぱいいると分かったじゃないですか」と主張した。

 バレーボール会場は11月29日の都、国際オリンピック委員会(IOC)など4者によるトップ級会合で、有明アリーナ(江東区)の新設か既存の横浜アリーナ(横浜市)に変更するか決まらず、判断を先送りした。(共同)