Monday, December 05, 2016 10:38 AM

譲渡金は上限2000万ドル 申し入れなく1年延長

 ポスティングシステムでは、選手を獲得した大リーグ球団が移籍元の日本球団に譲渡金を支払う。譲渡金は2000万ドル(約22億6000万円)を上限に日本球団が設定し、その額を支払う意思がある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる。

 現行の協定は2013年12月に成立し、田中(ヤンキース)と前田(ドジャース)が利用して移籍した。ことし10月末に期間満了を迎えたが、日米のいずれからも改正や廃止の申し入れがなかったため1年延長された。

 改正へ向けた協議を行うには、期間満了の180日前までに相手方へ通告しなければならない。日本側が申し入れる場合には、プロ野球実行委員会で4分の3に当たる9球団以上の賛成が必要となる。(共同)